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スイーツ特集!あの有名な商品はどこの国で生まれたの?

一口食べれば幸せと、いやしをくれるスイーツの数々。
毎年様々なスイーツが流行りますね。

美味しそうなだけでなく、写真映えするような
デザインも魅力的です。

そんな有名スイーツはどこの国で生まれて、
日本で流行するようになったのでしょうか?

スイーツにはたくさん種類がありますが、
今回は下記のスイーツに絞って紹介しますね。

  • 糸ピンス
  • マリトッツォ
  • 台湾カステラ

と、これから流行る予感の

  • クロッフル(またはクロフル)
  • カヌレ
  • トゥンカロン

以上をご紹介します。

まずは各スイーツについての基本的な情報を。

そして、各スイーツの特筆すべき歴史や日本との違い、
アレンジ商品などについてもお伝えしたいと思います。

各スイーツのおすすめポイントや豆知識

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【糸ピンス】

発祥の国は韓国です。

ピンスとは、韓国語で「かき氷」を意味します。

糸ピンスの特徴は何といってもその見た目!

一般的なかき氷は削った氷が
山盛りになっていますよね。

でも糸ピンスは糸状の氷が何層にも重なっています。
まるで氷の糸でできたケーキのようです。

どうやって作られるのでしょうか?

フレーバーソースそのものを専用の機械で瞬時に凍らせ、
糸状に削っていきます。

糸ピンスは食べ方も特徴的です。

使うのはスプーンではなく、ナイフとフォーク。
なんだか食べ方までオシャレですよね。

幾層にも重なった氷の糸は口に入れた瞬間、
スッと溶けていきます。

フレーバーソースそのものを凍らせているので
どこを食べても同じように濃厚な味が楽しめますよ。

【マリトッツォ】

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発祥の国はイタリア、ローマと言われています。

大まかに説明すると、
たっぷりのクリームをパンで挟んだスイーツパンを
マリトッツォと呼びます。

イタリアと日本のマリトッツォには
どんな違いがあるのでしょうか?

まずはパン生地について。

イタリアでは甘めのパン生地が使われますが、
日本ではオレンジの皮で風味づけした、
ブリオッシュ生地が使われることが多いです。

ブリオッシュ生地とは、ロールパンのような
しっかりとした外側の皮とバターたっぷりのふわふわの中身を
特徴とする生地のことです。

次に注目してほしいのが形状です。

イタリアではオーバル(だえん形)、
日本ではころんとした球体のマリトッツォが多いです。

中身も少し違います。

クリームはどちらの国にも挟まれていますが、
イタリアでは昔の名残でドライフルーツが
入っていることもあります。

日本のほうがクリームの量が圧倒的に多いです。

そしてこのマリトッツォ、
イタリアではちょっと特別な意味があるんです。

ローマ以外ではマリテッロや
パンマリートと呼ばれることもあるのですが、
マリートとは、イタリア語で「夫」を意味します。

夫が将来の花嫁に愛の誓いとして、
マリトッツォをプレゼントする習慣があったのだとか。

工夫をこらして、パン生地の部分に粉砂糖で
ハートマークを描いたり、
指輪を入れる人もいたそうですよ。

【台湾カステラ】

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発祥の国は台湾です。

台湾では「シエンカオダンガオ」と呼ばれ、
日本語では焼き立てのケーキという意味です。

台湾カステラの最大の特徴は食感です!

一般的なカステラは、生地がぎっしりつまったような
どちらかというとしっかりした口当たり。

でも、台湾カステラは焼き立てふわふわ、
冷やすとしゅわしゅわな軽い食感が魅力。

材料にメレンゲを使うので、このユニークな
ふわしゅわ食感が出せるのですね。

メレンゲを使うことでふくらむので、
厚みがあるという点でも一般的なカステラとは異なります。
多くの台湾カステラは厚さが8㎝以上あります。

表面の耳の部分は食感が違って、弾力があるのも
面白いですね。

焼き方もオーブンでそのまま焼くのではなく、
湯煎(ゆせん)焼きと呼ばれる方法が使われています。

天板などにお湯に張った状態で蒸し焼きに
することが多いです。

時間をかけてじっくりと火を入れていくことで
あのふわふわ感が実現するんですね。

昔からあるカステラなのに、
全く別の食べ物のようで新鮮ですよね。

では次は、各スイーツのアレンジ商品を紹介していきますね。

各スイーツのアレンジ商品いろいろ

【糸ピンス】

ソースやトッピングを工夫したアレンジ商品が目立ちます。

1皿に対し、複数のフレーバーソースを使うことで
色鮮やかな糸ピンスを作ることができます。

7色のソースを使って虹に見立てるという
写真映えまちがいなしの糸ピンスも
販売されています。

抹茶フレーバーのソースを使った
日本ならではの糸ピンスを用意しているお店も多いです。

また、糸ピンスは新鮮な果物やお菓子との
相性も良いです。

チョコミント味のフレーバーソースで、
糸ピンスを作り、チョコクッキーをトッピングしている
お店もあります。

パステルカラーのフレーバーソースで作った糸ピンスに
食用の花(エディブルフラワー)を散らす
華やかな商品も存在します。

【マリトッツォ】

パンの部分やクリーム部分に
工夫をこらしたアレンジ商品が多数、存在します。

ブリオッシュ生地ではなく、
ロールパンやメロンパンを使っている
マリトッツォがあります。

変わり種として、どら焼きの皮を使って
作っているマリトッツォもありますよ。
洋と和の融合ですね。

クリームの部分にフルーツやチョコを入れる
マリトッツォもあれば、
クリーム自体に味をつけている商品も多いです。

たとえば、レモン風味の酸味のあるクリームに
レモンの皮を細かく切って混ぜるなど
清涼感を意識したマリトッツォもありますよ。

【台湾カステラ】

生地に味をつけたり、食べ方に工夫をこらした
アレンジ商品が存在します。

生地に黒糖、抹茶、紅茶などを
練りこんだ台湾カステラがありますよ。

生地に材料を練りこむことで味だけでなく
見た目の色や、香りも変わります。

また、台湾カステラをスライスして
クリームを挟み、フルーツを散りばめた商品も
存在します。

キューブ状にカットしてアイスクリームと
一緒に食べられるようになっているものも
ありますよ。

次に、実際に各スイーツを
購入できる個人的におすすめのお店を
ちょっと変わった商品とともに紹介しますね。

各スイーツが食べられる、おすすめのお店

【糸ピンス】

(京都・祇園 アンニョンテラス)
公式サイト→https://annyeong-terrace.takumi-kyoto.com/

期間限定の「セクシーレモネード」を
おすすめしたいです。

バタフライピーを使った淡いブルーの糸ピンスが
とても爽やかな見た目です。

レモンシロップをかけると薄紫色に変わるのも
嬉しい仕掛けですよね。

【マリトッツォ】

(愛知・名古屋 青柳総本家)
公式サイト→https://www.aoyagiuirou.co.jp/

商品名はその名も「ケロトッツォ」。

老舗和菓子屋さんの定番商品のカエルまんじゅう
がマリトッツォになりました。

こしあんがたっぷり入った薄皮の生地に
生クリームとクリームチーズをミックスしたクリームが
挟まれています。

【台湾カステラ】

(横浜・神奈川 千成屋珈琲 ラゾーナ川崎プラザ)
公式サイト→https://www.sennariya-coffee.jp/

台湾カステラをショートケーキに見立てた、
「台湾カステラショートケーキイチゴ」

正方形にカットされた台湾カステラに
生クリームが挟まれ、イチゴの赤が
彩りを添えています。

おまけ:これから流行るかも?スイーツ3選

これから流行しそうなスイーツ3選

【クロッフル(またはクロフル)】

発祥は韓国です。

見た目はワッフルだけど食べるとクロワッサン
食感は外側はサクッと、中はふわふわもちもち。

一度で2種類の食感が楽しめるなんて
お得な感じがしますね。

アイスクリーム、メープルシロップ、
新鮮な果物との相性も抜群です。

クロワッサンをワッフルメーカーに
挟むとご自宅で簡単に
「クロッフル」が作れちゃうのだとか!

もしワッフルメーカをお持ちなら
試してみてくださいね。

おすすめのクロッフルの専門店の公式サイトはこちら
https://www.instagram.com/croffle_newyorknewyork/

【カヌレ】

発祥はフランスです。

正式名はカヌレ・ド・ボルドー。

カヌレとはフランス語で
「溝のついた」という意味があります。

カヌレ専用の焼き型に縦の溝がついていることに
由来しているようです。


小さい釣鐘のような見た目が特徴的なカヌレは
フランスの伝統的なお菓子です。

表面はカリっと、中はしっとりと弾力のある
食感となっています。

冷蔵庫で冷やすと、中身のしっとり感がアップ。
もちもち感を楽しみたい方におすすめです。

カヌレそのものはシンプルな味わいなので
チョコやナッツ、あるいはクリームの
トッピングと相性が良いですよ。

おすすめのカヌレの専門店の公式サイトはこちら
https://le-canard.biz

【トゥンカロン】

発祥は韓国です。

マカロンの進化版とも呼ばれています。

ちなみにマカロンはフランスを代表する
お菓子です。

韓国語で「太っているマカロン」を意味する
「トゥントゥンハンマカロン」が短縮されて、
トゥンカロンと呼ばれるようになりました。

たしかに一般的なマカロンよりも大きめで
中にクリームなどがたっぷり入って
マカロンが「太っている」ように見えますね。

トゥンカロンは動物の顔を
モチーフにしたものが人気で、
SNSでも「かわいい!」と大人気のようです。

いろんな流行を生み出す原宿や
韓国に関するお店が集まっている新大久保でも
トゥンカロンを提供しているカフェがありますよ。

おすすめのトゥンカロンの専門店の公式サイトはこちら
https://www.muunseoul.com

有名スイーツを満喫しよう
よく見かける有名スイーツもいろんな情報を知ることで
さらに身近な存在になったのではないでしょうか?

お好きなスイーツを食べて、
至福の時間を過ごしてくださいね。