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叱り方の4原則とは?子どもを怒ってはダメ!褒めることも大切

子供や部下に対して、
毎日のように叱っているという人は多いでしょう。

相手を思って叱っているはずなのに、
まるで伝わっていない。

ただただイライラがつのり、
感情的になってしまう。

そんな悩みは、
だれにでもつきものです。

しかし、その叱り方は
良い叱り方といえるでしょうか。

感情的になり、
イライラを言葉でぶつけるのは
「叱る」ではなく「怒る」です。

相手を思っての諭しは「叱る」になります。

叱り方にも色々ありますが、
ポイントをおさえた叱り方の4原則を見てみましょう。

  1. 短く分かりやすい言葉で叱る。
  2. アフターフォローをする。
  3. 価値観をみとめる。
  4. 相手を変えようとせず、自分が変わる。

です。

叱ることは、お互いに気分の良いものではありません。

しかし、叱り方のポイントを押さえれば、
叱ったあともお互いスッキリ気持ちよく過ごせるでしょう。

4原則をおさえた叱り方を意識しよう

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叱りたくなったときに、
ポイントを思い出してみましょう。

イライラしていると、つい感情的になってしまい、
不快な上に伝わりにくくなってしまいます。

落ち着いて叱ることで、相手に強く伝わります。

短い言葉で叱る

要点を短い言葉で、
相手に分かりやすく伝えることが大切です。

感情的な言葉は必要ありません。

叱るときには、
真剣な表情や声になっているはずなので、
短い言葉で充分です。

イライラにまかせて、
過去の失敗まで引きずりだして
ガミガミ言うことに何のメリットもありません。

また、人格を否定したり罵倒するなど、
もってのほかです。

叱った後のフォロー

叱ったら、さっと切り替えることも大切です。

叱ったあともイライラした気持ちを引きずっていては、
お互いに良い関係を築けません。

言うべきことを言ったら、
いつもの頑張りを認めるなど、
良いところも見ていることを伝えましょう。

叱ったあとは、できれば笑顔でいたいですね。

笑顔には安心させるパワーがあるため、
相手のやる気にもつながります。

叱ったあとは、
いつも通りでいられることが大切です。 

価値観の違いを理解

どんなに似ている人でも皆、
価値観はそれぞれです。

親子や兄弟であっても、
考えかたは同じではありません。

自分の考えを押し付けた叱り方ではなく、
相手の考えにも耳をかたむける余裕を持ちましょう。

考え方、感じ方、受け取り方すべて違うのですから、
広い視野を持って叱れるといいですね。

自分の考えが正しいと思うだけでは、
相手を理解することができません。

相手ではなく自分が

叱るときには、
相手の悪いところが目に付いて指摘しています。

相手の行動や考えを改めさせよう
とすることもあるでしょう。

人の良くないところは目に付きやすいものです。

人を変えたければ、自分が変わる。

自らを見直し、
自分から変わろうとすれば相手も変わってきます。

良い言動は地味なようでも、人は見ているものです。

子供ならそれを真似るようになります。

尊敬できる人に叱られたなら、
受け取り方もまた違う。

叱ることとほめること

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叱らないでいいのなら、
きっと楽かもしれません。

しかし、叱られるから成長します。

叱られずに育った子供は、
見通しを立てることができないそうです。

叱られてばかりだと、自信を無くしてしまいます。

叱ったら、ほめることも忘れないでください。

ほめられることは、自己肯定感につながります。

その人の人格を認め、
その人の価値観を認めましょう。

認められることは、
自己効力感へとつながります。

相手の理解力を考えた叱り方で、
やる気を起こさせるほめ方ができればいいですね。

まとめ

「叱る」という日常茶飯事。

しかし、叱り方を意識してみることで
色々な変化があります。

イライラしたときこそ、
叱り方の4原則を思い出してみてくださいね。

自分を変えれば相手も変わってきます。

人格や価値観を尊重した叱り方は、
心に響くことでしょう。