初詣、お宮参り、合格祈願など、
私たちの生活のなかで神社に詣でる機会は
意外に多くあります。
神殿に参拝した後、
なにげにするのが「おみくじ」です。
そして引いたくじの中には、
吉凶の書かれた紙と一緒に
「縁起物」と呼ばれる小物が入っています。
くじをひく度にもらえる縁起物について、
意味や種類について調べてみました。
おみくじの縁起物の種類
「縁起物」とよばれるだけあって、
殆どの場合、金色をしています。
そしてネットの写真などで縁起物が
かたどっているものを調べてみると
主に次のようになりました。
- 小判
- 小槌
- 米俵
- 熊手
- 招き猫
- だるま
どれも縁起が良いものとされているものばかりです。
ここではネットの調査の結果を記しましたが、
他にもあると思います。
「正確な数は分からない」というのが
実際のところでしょう。
おみくじの縁起物の意味やご利益
「縁起物」が金色をしているのは、
ずばり「金」そして「金運」を表しているからです。
これは分かりやすいですね。
次にかたどっといる物の意味について
まとめました。
小判
昔のお金です。
そのままお金を意味しています。
小槌
大黒様が持っている小槌です。
金運と開運を拓くものです。
米俵
お米は食べ物の他に、経済力を表すものでした。
お米がたくさんある=お金持ちです。
熊手
熊手は葉っぱとかいろいろなものをかき集めるもの。
そこから人や運を集めて商売繁盛です。
招き猫
こちらも人や金を招いて商売繁盛です。
右手は金運、左手は人(客)を招きます。
だるま
これは家内安全、無病息災を祈願するものですが、
何度倒しても起き上がる「七転八起」、
「できるまでやる!」不屈の心を
もつことを意味しています。
お金や開運をダイレクトにさしているものから、
人を集めることで金と運を集めるもの、
そして努力の大切さを教えるもの、
と縁起物には先人の想いがこもっているのですね。
おみくじの順番に公式なものはある?
おみくじを見るときに気になるのが、
吉とか小吉などの順番です。
そこで、 全国8万の神社を束ねている神社本庁の解説を見てみると
大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶
の順に書かれていました。
また、同じところにある解説によれば、
おみくじにはいろいろな種類があり、
各神社で工夫されている、
とあります。
ですので、実は公式なものはなく、
正確な順番を知りたいのなら
くじを引いた神社に尋ねるのが一番です。
まとめ
おみくじに付いている「縁起物」は、
縁起の良いものでした。
「おみくじ」に書かれていることと合わせて、
今後の行動を励ますものでしょう。
ですので、もっているだけではお金は入ってきませんし、
運も拓けません。
やはり本人の努力が大切なのです。