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猫島が福岡県にある!猫が大量毒殺された馬島の魅力とは?


2020年6月26日のニュースで「北九州市の離島・
馬島で毒餌を撒き、猫を毒殺した」という
痛ましいニュースが報じられました。

そんな、福岡県にある有数の猫島の中の馬島について
馬島はどんなところで、馬島の見所、アクセスなどを
紹介したいと思います。

馬島とは?

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馬島は、福岡県北九州市小倉北区にあり、
福岡県と山口県の間の海峡にあります。

馬島の名前の由来は諸説ありますが、有力説は
『金崎島と潮の満ち引きによって繋がった形が馬に似ている』で、
『馬の牧場があった』
『昔馬を乗せた船が遭難し、流れ着いた』などの由来があります。

また、馬島は全国各地に存在し、それらの由来と
混同している可能性もあります。

福岡県には有人島が8つあり、その中でも人口、面積
共に最小の島です。

大きさは福岡ドーム(0.17k㎡)の1.5倍ほどの大きさで、
島の周囲は約5.4kmなので、歩いて1時間ほどで
島を1周できます。

島民は、世帯数14世帯の人口32人(2019年3月現在)が
馬島に住んでいます。

また、猫島とも呼ばれるくらいに、
人以上に猫が住んでいます。

猫は人の1.5倍の約80匹が暮らしており、
いろんなところに5〜6匹の猫のかたまりを
目にすることができます。

馬島の見所

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馬島には、残念ながら観光地と呼べるものがありません。
なぜなら、最小の島ですし、人口が32人しかいません。

また、島民のほぼ全員が農業と漁業を
掛け持ちして働いています。
なので、商店、宿泊施設、飲食店もありません。

自動販売機もないくらいなので、
散策目的での訪問がおすすめです。

では、馬島の見所はないのか?と言われそうですが、
そうではありません。

観光客で賑わうようなスポットはありませんが、
島民が生活に寄り添って過ごしていたり、
人と猫のほのぼのとしたのどかな景観を楽しむことができます。

また、都会から訪れる人には時間が止まっているかのように、
ゆっくりと過ごせ、都会の喧騒から離れたい方はおすすめの島です。

そして、南の海から九州を見渡せば、
北九州市の工業地帯の幻想的な景色を眺めることができます。

そんな工業地帯と閑静な島のギャップを感じられる
というところが馬島の魅力でもあり見所でもあります。

海水浴としてはやってはいないですが、
小さなビーチになっている箇所もあるので、
プライベートビーチ感覚でも楽しめます。

また、海岸一帯には、溶岩が固まった痕跡や
溶岩が固まるときにできる水蒸気の抜ける気孔があったりと
普段目にすることができない景色を見ることができます。

そして、なんと言っても猫たちと戯れるのも良し、
猫を被写体に写真を撮るのも良し、
猫好きには堪らないところです。
みんな人懐っこく、撫で慣れていますが、
中には撫で慣れていない人見知りの猫たちもいてるので、
近づく際は細心の注意を払って近くようにしましょう。

いろんな猫の表情を見ることができます。

馬島へのアクセスと注意点

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馬島へのアクセスは、市営の渡船しかなく、
北九州市JR小倉駅北出口から徒歩5分のところに
小倉渡場があり、小倉渡場から藍島行きの
「こくら丸」に乗り、馬島で途中下船します。

運賃は片道420円で、所要時間は約20分ほどなので、
アクセスは比較的良好です。

渡船である「こくら丸」は、車は乗り入れできませんが、
定員165名なので、溢れて乗れないなんてことはありません。

1日計3便運航しており、小倉渡場から藍島までを往復しています。

注意点は、先述したように島内には商店、飲食店はないので
船に乗る前に買い溜めしておいてください。

そして、馬島で下船する人が少ないため、
乗下船が終わり次第藍島に出発してしまうので、
周りの島の景色に見惚れていると
次へ出発するので注意が必要です。

まとめ

馬島は観光地ではないので、
「ちょっと都会から離れたい」
「ちょっと時間が出来たからふらっと寄りたい」
という方にはおすすめです。

また、猫島と言われるほど猫が多く生息しているので、
猫好きな写真家には持ってこいの場所です。

そして、観光していても、
あくまで島民の方々の生活が中心ですので、
その辺は人として、常識のある範囲内で楽しんでください。

ということで
今回は、
福岡県にある猫島・馬島について紹介しました。

たっぷり自然に触れ合え、満喫できるので
子ども連れでも十分楽しめる場所ですので、
ぜひ、機会があれば行ってみてはいかがでしょうか。