日日是好日~快適生活

役に立つ生活豆知識、ライフハックなどを紹介するブログ

サイト内にPRが含まれています

昆虫食の利点とは?初心者でも食べやすいおすすめの昆虫食

最近何かと話題の昆虫食

見た目の点は少し気になるかもしれませんが、
昆虫食には利点(メリット)がたくさんあるのを
ご存知でしたか?

今日は昆虫食の利点を中心に紹介し、
初心者の方にも食べやすそうな商品についても
お伝えしていきますね。

そもそも昆虫食とは?

f:id:tommy22:20210918142614j:plain

食用のコオロギやバッタ、ミールワームなどを
原料にした食品のことです。

タンパク質やミネラルも豊富に含まれている
栄養価の高い食品なんですよ。

ではどんな利点があるのか、詳しく見ていきましょう。

昆虫食の利点(メリット)

栄養、食事面

栄養たっぷり!

昆虫食は栄養価が高いと言われています。

具体的には

  • タンパク質
  • カルシウム
  • ビタミンB12
  • 脂肪酸
  • 鉄分
  • オメガ3やオメガ6
  • ミネラル

などが豊富です。

さらに、

  • 繊維
  • マグネシウム
  • マンガン、
  • リン
  • セレン
  • 亜鉛

なども多く含まれているので
偏った食生活を改善するきっかけになるかもしれませんね。

おいしい

昆虫は骨がないエビやカニに近く、
味もエビやカニに似ています。

おいしいダシもとることができるので、
和食との相性も良いと言われています。

環境面

土地や水を家畜ほど必要としない

昆虫は身体が小さいので牛・豚・鶏に比べると
養殖、飼育するときにも土地や水があまり必要ではありません。

土地も水も無限にあるわけではないので
少しでも節約しながら使えるのは環境にも優しいですよね。

育てやすく、生育コストを抑えられる

人間にとっては廃棄食材になる野菜くずや堆肥なども
昆虫にとってはエサとなります。

そして、昆虫は牛・豚・鶏などを育てるよりも
少ないエサで食べられる状態まで育てることができます。

つまり、養殖コストが低いのです。

まるごと食べられるのでエコ

昆虫は小魚のように、まるごと食べることができます。

捨てる部分が少ないので、環境にとってエコですよね。

経済面

生産や加工が簡単

昆虫は「狭い面積」での生産が可能です。

生産時に使う飼料の量も(牛・豚・鶏などと比べて)
少ないです。

  • 素揚げする
  • ゆでてペーストにする
  • 乾燥させて粉末にする

昆虫は加工もしやすいです。

生産や加工にかけるお金が少なくて済むと
利益も生み出しやすいですよね。

昆虫食の気になる点(デメリット)

f:id:tommy22:20210918142635j:plain

デメリットも念のために確認してみましょう。

健康面

甲殻類アレルギーの方は注意

エビやカニにアレルギーを起こす方は
昆虫を食べない方が良い、とされています。

エビやカニに含まれている物質が昆虫にも含まれている
可能性がある、と考えられています。

残留農薬に注意

外で採集した昆虫を調理して食べる場合には
農薬に汚染されていないか注意する必要があります。

昆虫の養殖が一般化されれば防げる問題です。

「自分で畑から虫を採って食べています」という方以外は
心配しなくて大丈夫ですよ。

経済面

お値段が少し高め

昆虫食が一般的とはなっていない現時点では、
食用の昆虫の生産量が少ないため、
お値段が少し高く感じるかもしれません。

でも、昆虫食の養殖や生産がすすめば、もう少し
購入しやすいお値段になるのではないでしょうか?

心理的な問題

見た目が気になる

昆虫食の魅力的な利点を聞いても、
「虫の形」のインパクトはなかなかぬぐえないかもしれませんね。

でも、この抵抗感を減らすために昆虫食の開発技術は
進歩し続けています。

なるべく虫の形を残さず、それでいて栄養価も保てるような
工夫が世界各地で行われていますよ。

では今度は初心者の方でも挑戦しやすい昆虫食を
紹介していきますね!

初心者でも食べやすい昆虫食とは?

f:id:tommy22:20210918142652p:plain

昆虫食には、虫の形がそのまま残っている「無加工」タイプと
虫の形はわかりにくくなっている「加工品」タイプが存在します。

加工品タイプは、「昆虫食は初めて」という方にも
手にとりやすいと思います。

どんな商品があるのか見ていきましょう。
実際に購入できるおすすめ商品も一部、紹介しますね。

スナックタイプ、お菓子タイプ

クッキーやチョコレートバー、
せんべいやチップスなどが売られています。

虫がパウダー状になっているので、
昆虫の風味を感じつつも食べやすいと思います。

ちょっとお腹がすいたときのおやつにいかがでしょうか?

今回紹介するのは「コオロギクッキー」です。

大豆とコオロギを原料にして作っているので、
クセがなく食べやすいと好評です。

良質なコオロギを使っているので
お菓子なのに「タンパク質」がお手軽に摂取できる点も
注目されています。

プロテインバー

アスリートの方、健康志向の方に人気です。

甘みは抑えられていますが、
ボリュームがあるので腹持ちが良いそうですよ。

パッケージもおしゃれです。
今回紹介しているのは抹茶味ですが、チョコレート味もあります。

ジュース

虫のエキスが濃縮されています。

見た目には普通のジュースにしか見えません。

こちらの「タガメサイダー」が人気です。
まるでクリームソーダやメロンジュースのサイダーみたい!と
評判ですよ。

ふりかけ

様々な虫を乾燥させ、砕いています。

ごはんやラーメンにちょっと足すと
一風変わったアクセントになりますよ。

こちらは「ラーメン用の昆虫ふりかけ」です。

風味の異なる3種類のコオロギが使用されており、
鶏ガラのようなコクが魅力です。

特にしょうゆラーメンとの相性が良いようですよ。

今回は虫の形がわかりにくい
加工品タイプを中心に紹介しました。

「これぞ昆虫食!」というようなものをお求めの方は
無加工タイプにも挑戦してみてはいかがでしょうか?

無加工タイプのものは基本的に薄味なので、
使いやすいですよ。

そのまま食べるのも良いですが、
食材としても使いやすいのが魅力です。

ケチャップやマヨネーズに絡めたり、
ガーリックパウダーを振りかけてみても
良いかもしれません。

こちらはいろんな昆虫が楽しめる「ミックスパック」です。
加熱処理をしたあと乾燥させています。

シンプルな塩味なので、そのまま食べられますよ。

オケラ、シルクワームサナギ、ヨーロッパイエコオロギ
グラスホッパー、サゴワームの5種類が入っています。

食糧問題の話

実は昆虫食は世界的な食料問題を解決する手段としても
注目されています。

世界の人口は今も増え続けており、
2050年には約100億人になると予想されています。

それだけ多くの人が食糧を必要とすることになるのですが、
食糧不足に悩む人たちが今でも全世界に8億人いると言われています。

そんな中、生産・加工が簡単で
飼料や水などの資源も少なくてすむ昆虫食が注目されて
いるのです。

利点がいっぱいの昆虫食を食べてみよう!

昆虫食が一般的な食糧になる時代もそう遠くはないかも
しれません。

少し早めに昆虫食にトライしてみませんか?