「宝石の国」は市原春子氏による日本の漫画作品であり、 2017年10月からTVアニメが放送されています。
本作の監督はあの「ラブライブ!」でも監督を務めた京極尚彦氏。
私自身がこのアニメを観ようと思ったのは、 CMやPVで映像が流れた時から インパクトのあるCG演出が気になっていたからです。
結果として観て正解だったので、 今回は「宝石の国」の面白さの要である 独特な世界観やCG演出について触れていこうと思います。
「宝石の国」アニメってどんなお話?気になる世界観を紹介!
あらすじ的なものを書いていきます。
まずタイトルの由来は、登場人物たちが全員「宝石」だからです。 人間のように見えますが人間ではなく、性別もありません。
時代設定としては今よりも遥か遠い未来、 「人間」が“存在した”と伝えられる世界になります。
そして彼ら(性別はありませんが)が戦うのは、 彼ら宝石を装飾品にすべく襲いかかる「月人(つきじん)」。
砕けても再生するカラダを持つ宝石たちと、 月人との戦いが描かれています。
私としては“遥か遠い未来”というのがポイントですかね。
本作では「人間が存在した」ということなので、 過去より未来の時代設定の方が何らかのメッセージ性を感じるので好きです。
「宝石の国」アニメの魅力は美麗なCG演出!
出典:「宝石の国」公式サイトより
私がこのアニメを観ようと思ったきっかけのCG演出についてです。
最近のアニメでは、CG演出を部分的に取り入れることは珍しくないですが、 “フルCG“となるとそう多くはないかと思います。
例を挙げるならば、「シドニアの騎士」や「亜人」がフルCGだったと記憶しています。
しかし、それらとはまた違った魅力が、「宝石の国」にはあります。
一言で表すと「美麗」。
登場人物たちは全員が「宝石」であるため、 その輝きや透明感を表すCG技術に注目です。
また月人との戦闘中に彼ら宝石が砕けるシーンが多々あり、 砕けた時の断片や破片なども、実際の鉱物かのように表現されています。
「砕ける」とありますが、別にグロテスクではないですよ(笑)
「宝石の国」は、今まで観たCG作品とは一味違う表現が魅力です。
最後に
2017年秋アニメの中では、なかなかに注目の作品だと思います。
独特な世界観と美麗なCG演出から、 他作品とは違った雰囲気を醸し出しています。
ちょっと一風変わった作品が観てみたいという方には、是非オススメですね。
私自身はまだアニメしか知らないので、 機会があれば原作の方も読んでみたいと思います。
ただ漫画だと当然ながらCGは使われていないので、 私が本作を観るきっかけとなった「美麗さ」がどのように表現されているのか、 とても気になるところです。